
去る4/14に画像の黄金色のナマズが釣られたそうですが、どうもこのナマズ、エスカーラ横の小深見川で釣れたようです。
先月の3/11には男鹿沖で黄金色のヒラメも水揚げされたようですので、これは何か良いことの前兆であれば良いのですが・・・。

それと、昨年の八郎湖におけるワカサギの水揚げ量は過去20年で最少、例年の半分ほどだったとのことです。
過去、八郎でバスが最も釣れていた20年ほど前は、毎年ワカサギが豊漁との記事が見受けられましたが、昨年はバスの釣果も今までにないほどの低調さだったので、このワカサギの水揚げ量と何か因果関係があるのかもしれません。
バスがワカサギを捕食しているのだとしたら、ワカサギの水揚げ量とバスの釣果の加減は反比例すると思われるのですが、その辺のところはどうなっているんでしょうね。
そして、昨年はシラウオは豊漁だったとのことですが、こちらの方はバスの釣果との因果関係はさっぱりわかりません。
そもそも個人的な感想では、八郎のバスはワカサギやシラウオはほとんど捕食していないのではと以前から感じています。
ワカサギに関しては、産卵期を除いてはバスと生息する泳層が違いますし、シラウオに関しては、私は過去シラウオの群れに湖上で遭遇したことは何度もありますが、そこでバスのボイルが起こったりしたことは1度も経験がありません。
そもそも釣ったバスがワカサギやシラウオを吐いたことってほとんど記憶がないのです(全くなかったとは言い切れません)。
釣ったバスが吐くケースで一番多い生物がゴリで、あとはザリガニ、エビ、フナやオイカワ、ボラ等のワカサギとシラウオ以外の魚ってところでしょうか。
ってことで、ワカサギに関しては泳層の違い、シラウオに関しては、マッディーな八郎においては視覚的にも波動的にもバスに発見されづらいっていう理由で、この両者はバスの捕食対象になりづらいのではないかというのが私の個人的な見解です。
つまり何が言いたいのかというと、八郎の漁業の漁獲対象魚ってワカサギとシラウオがほとんどですので、それでこの両者がバスのメインの捕食対象になっていないのだったら、八郎では漁業とバスの遊漁は両立可能なのではないかということです。
実際に20年近く前に、バスの混獲量(他魚種用の漁網に混じって漁獲された量)とワカサギとシラウオの漁獲量の年ごとの折れ線グラフが県から発表されたことがありました。
そこではバスの混獲量の増加とワカサギ、シラウオの漁獲量の増加がほぼ同調していて、全く反比例していなかったのです。
これを見たときは、「やっぱりバスの影響ないじゃん!」と一人憤っていたものです。
ちなみに、このバスの混獲量の折れ線グラフ、我々釣り人が感じていた釣果の上下とほぼ一致していました。